感情の役割り

2024年01月19日

自分の心と感情にとことん向き合って探求していったら見えてきたのは、感情を癒すことで広がる視野と意識の変容。そしてその奥にあるのが、私たちの本質でした。

それは、あらゆるものがすべてつながっているという世界—。

それに触れたとき、わたしたちはそのすべての完璧さ、充足さ、あたたかさに満たされ、あらゆるものが愛からできていてすべては愛のみであることを体感します。


感情とは、肉体と心を持つ人間が生きるうえでの人間の本能。

この感情こそが生きづらさの原因でもありますが、これこそが、肉体とつながるこころを持った人間の醍醐味であり、この世界という快不快ゲームの大切な役割りであり、本質への入り口でもあります。

わたしたちがこの世界で生まれ、生きているのに理由を探す必要がもしあるとするなら、「あらゆる経験を通してあらゆる感情を感じきるため」—。

そしてその先にある自分自身の本質を見つけだし、この世界にあるすべてはひとつで愛そのものであることを実感体感することは、他の何とも比べることができない大きな喜びと感動をもたらします−。


家族や仕事やお金や環境、それらすべてがそのための材料となります。

自分の人生でうまれた自分自身の感情を癒していくことで、それに付随されていた観念が手離され、善・悪、生・死という二元の世界を超えた視野が広がっていきます。

その時ヒトは、「いま」にとどまることができ、過去に囚われることも未来を案ずることもなく、この世界に失敗も成功もなく、ただ愛のみ在るを経験します。